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ショベルカーは深かった
前回の記事で「シャベルカー」と書きましたが間違いです。「ショベルカー」です。(恥ずかしいので訂正済み)
もう40歳近くなのですが、いまさら気がつくというお恥ずかしさです。
なので、調べてみました。
まず、建築現場で良くつかう「ユンボ(Yumbo)」というのは新三菱重工(現在の新キャタピラー三菱)がフランスのSICAM社(現在のユンボ社)と技術提携し開発した国産第一号のパワーショベルが「三菱ユンボパワーショベル」だったようです。この商品の性能が良かったためパワーショベルの代名詞として商品名=ユンボがついたようです。
新聞の求人広告でパワーショベルの運転が出来る人を募集するときに「ユンボ」と書いた方が文字数が少なくて良かったという事もあるようです。これらの出典はwikipediaにあります。しかし、いまは「ユンボ」という名称のついた製品名の機械は存在せずに「レンタルのニッケン」が、登録商標として「ユンボ」を登録しているとのことです。

あとこれも「おしえてgoo」から転記ですが、こんな事も書いてありました。
「スペルは「shovel」らしくショベルになりそうなものですが、発音記号は V を逆さにしたものですので、英語の発音という意味ではシャベルが正解でしょう。
 ただ、建機メーカーではクボタ、キャタピラー三菱、コベルコなどがすべて「ショベル」で統一しているほか、業界団体や官公庁でもすべて、ショベルと呼んでいます。ですから日本語としてはショベルなのでしょう。
日本語では正しい発音より英語の字面に合わせることが多く、Shock にしたって発音記号は a なのに、シャックとは絶対に書きません。
 ちなみに、英語のショベルは鍬や鋤などの農具を指し、建機のショベルはExcavator(エクスカベーター)と呼びます。それゆえ、日本人がショベルと発音しても問題ないのかもしれません。余談ですが、Shovel は動詞の Shove から派生しており、Pushing and Shoving で「押しあいへしあい」の意味になります。」
という事です。

更に、「バックホー(バックホゥ)」ともいいますよね。どうやらこれは、上記の油圧ショベルと総称される建設機械のうち、ショベル(バケット)をオペレータ側向きに取り付けた形態のようです。つまりショベルカーのほうがより広義なわけですね。知りませんでしたが「ドラグショベル」とも言うようで、専ら国土交通省など官庁の文書に使われているようで、日常使用することは少ないみたいです。

というまめ知識でした。にしてもなんでシャベルカーって覚えちゃっていたのか分かりませんね。
画像を見ないと分からないという人はこちらに

| 建築 | 20:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
雨の中の土工事
本日現場監理で「柿生の住宅」に行ってきました。
地盤調査の結果、表層改良という地盤改良を施しました。表層改良というのはセメントと水と現場の土をユンボ(ショベルカー)でかき混ぜる事で、基礎の下に大きな堅い地盤を作るという工法です。
その地盤改良が終わり、根切りと呼ばれる基礎を作るための掘削を行っていました。今日は午後から雨なのに職人さんは黙々と仕事をしてくれていました。
土工事(どこうじ)、鉄筋工事、型枠工事などはこうした雨や雪でもかっぱを着ながら工事をやってくれています。なぜこの業種の方々はこうしてよほどの雨でなければ中止せずに、工事をして頂けるのか分かりませんが、気合いがない人には無理なお仕事内容です。ぼくは寒いの苦手なので雨や雪でもひるまない精神力を身につけたいものです。ほんとに頭が下がります。
そして地鎮祭で神主さんに頂きました鎮物(しずめもの)を建物の中心の土の中に埋めて頂きました。
どうか、工事中に事故がありませんように。そして、良い建築が出来ますように・・・と神頼み!?
土工事
| 建築 | 19:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
地鎮祭「柿生の住宅」
昨年の5月より設計を進めておりました柿生の住宅の地鎮祭が先日行われました。寒い時期ですが青空が広がる快晴の中、しめやかに式を終了する事が出来ました。
地鎮祭というのは「とこしずめのまつり」であり、土地の神様にここを掘ったりする事のお許しをもらいます。以前の地鎮祭の記事はここ

当日はクライアントのご両親やご兄弟も来て頂き、初めて顔を合わせる事が出来ました。
施工者共々顔を会わし、これからの共同作業を確かめ合う感じが僕はとても好きでして、気合いが入る瞬間でもあります。

その地鎮祭には設計事務所として「奉献」とかいた日本酒を二本持参するのが一般的です。なぜ二本なのかはよくわかりませんが、工務店も設計事務所と同様に持参しますし、同席される協力業者さんが居る場合も同様に持参し、神前に何本もお酒が並ぶ事があります。

そして無事に地鎮祭が終わるとそのお酒は神職さんや建築主側さんに渡るのですが、そんな一升瓶のお酒を沢山もらってもどうしていいか分からないという声を建て主さんより聞いた事が以前ありました。確かに、日本酒を日常的に飲まれる方は今は少なくなって来ておりますし、奉献されるお酒はそう高級な物でもありません。また日本酒は賞味期限が割と短く、美味しく飲むには早めに開封する必用があり、保存しながらゆっくり飲めばいいやという訳にも行きません。
というわけで、勝手な解釈で申し訳ないのですが僕はシャンパンを用意させてもらっています。量も一升瓶に比べ少ないですし、保存も割り長いのでよいと思ったのです。神前にシャンパンはないだろうという気持ちもありますが、お祝い事として飲んで頂くには同じなのでよいのではないかと思っております。一応日本酒が好きな方であるとまずいので、事前にお伺いするようにしております。時には日本で作ったシャンパンならまだいいのかな!とか考えたりして日本製のシャンパンを選んだり、お客さんの顔を想像しながら楽しんで選ぶようにしています。

というわけで、着工です。
よい住空間となるように頑張ります!
| 建築 | 19:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
年末年始の予定
2011年もあと数日で終わりを迎えます。

今年は本当に思い出に残る大きな犠牲を伴う地震がありました。
その余波はまだまだ続いており、現場では毎日必死で戦ってくれている人がいる事でしょう。
一方東京の日常は節電も聞かれなくなり、それがあったのか、なかったのか分からなくなって来ています。

どれが良くて、どれが悪くて、誰が敵で、誰が味方なのかは簡単には分かりませんが、実にいろいろな情報が飛び交いました。僕の家族も一時期は疎開していました。
唯一よい事だと言えるのは、建築家のあり方からエネルギー問題、都市構造などいろいろと考えたり、話し合ったりする機会を与えてもらった事です。

僕個人は忙しく仕事をさせて頂き、充実した一年でした。ありがとうございます。
地震を体験し、被災地に行ったりすると、住むという人の営みを担保する建築は奇抜さ、派手さよりも、いつもそこにある安定感や安心感も大切な事だと思うきっかけになりました。

みなさまのおかげで年を越す事が出来そうです。ありがとうございます。
また来年も日々精進し、良い仕事をさせて頂きたいと思っております。

当方の業務は12/30から1/5まではお休みとさせて頂きます。

では、皆様も良いお年をお迎えください。
| 告知 | 15:08 | comments(2) | trackbacks(0) |
風邪
 今週は完全に風邪にやられています。
先週土曜日からヤバくて、日曜日には声が出なくなり、省エネ営業という感じでした。
月曜日朝イチに薬飲んだのに・・・・いまだに、鼻水製造機になっています。
のどがすごく痛いのですが、それを訴えるとお医者さんは「今年はのどに来るようですよ」
ってことで、皆様お気をつけ下さい。なので喉に来たらすぐに休養ですね!

いままで健康優良児と勝手に自負していたのですが、ここ数年よく風邪を引いています。子供がもらって来た風邪は確実に最後の当番としてもらっちゃいます。はねとばす耐力(体力!?)がなくなっているようです。


| 雑感 | 20:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
思い出話(ぼくとアップル)
大学生の頃に最初に触ったのがアップルコンピューターのマッキントッシュでしてPC=マックという感じであたりまえのように使っていました。powerPC7500,8500とかの頃でしたね。最初に大枚はたいて買ったのは7600。メモリー足したり、HD、グラフィックカード交換したり、一度も行った事がない秋葉原の裏通り行って安いメモリーあさってみたり。時々、爆弾マークやら、フリーズやらで悩まされ、それの対処方法を覚えたりと。気がつくとマックにちょっとだけ詳しくなっちゃっていました。
大学院をでて、多摩美の助手になるとマックに詳しくなっちゃったおかげなのかマックしかないコンピュータールームで仕事をすることになったりしました。そしてその大学の先生達は子供がおもちゃを自慢するようにマックから発売されるガジェット談議に花を咲かせている風景はよくある日常でした。

そしていまこのPCはiMacでして、ずーっとマックを使っています。もう体の一部ですし、これ無しでは仕事ができません。

感覚的に使えるインターフェイスを僕は当然のように意識せず使い始め、このすごさを他のPCやフェースブックの使い勝手の悪さを実感する事で知りました。普通に使っていたマックのインターフェイスは実はとてもすばらしいのだと。

リビングに置かれるようにPOPなPCがiMacとして出て来て、ハードのデザインとしても革新を起こしました。狭い個室で暗がりのなかで作業というPCイメージをリビングに置くという舞台に形からも地位をあげてくれました。どんどん革新的なデザイン製品が発売されるごとに「やられた!かっちょいー!欲しい!」って思わされ続けています。しかもそれは毎回なのです。

そして、コンピューターという存在が生活を、生き方を、仕事を変えるという事をiPod、iPhone、iPadどれも手放せないものを開発していくことで示して来てくれました。僕の生活に寄り添って並走してくれています。

すげぇー

革新だったことが気がつくとすべて日常になってる。もう過去には戻れない。

ご冥福をお祈り致します。
| 雑感 | 22:30 | comments(2) | trackbacks(0) |
オーナーズボイス
6月末に竣工したU邸のオーナーズボイスがアーキッシュギャラリーのサイトに掲載されています。(まだ自分のHPにアップできていません。すみません・・・・)
クライアントの感想を読むだけでご飯が三杯食べれます。(意味不明)
クライアント、施工者、建築家が一体となって「良い家を造ろう」というグルーヴ感が現場に有りましたね。それが何よりもうれしい思い出です。良い雰囲気の現場は設計の善し悪しを超えて良い家になりますね。
| 建築 | 16:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
藤沢本町の住宅 上棟
 藤沢本町の家が無事上棟日を迎えました。昨日までお彼岸だったので、満を持しての上棟でして、天気もそれに応えてくれました。秋晴れです!
今回の敷地が旗竿でかつ旗の部分が三角形でして、まさしく矢印形状なのです。よって上棟もクレーンが使えず、昔ながらの手運びでの作業となりました。
さらに屋根の形がとても複雑でして接合部分がかなり難しい納まりとなっており、登り梁が集まってくる部分は鉄骨にしています。
竣工は2月頭の予定です。現場はまだはじまったばかりですが、現場監督さんや大工さん、その他の職人さんと力を合わせてよい空間を作っていきたいと思っております!
| - | 21:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
三重大学 学製展2011
2011年10月7日(金)から9(日)まで三重大学建築学科の4年生有志によって卒業設計作品を三重大学内のレイモンドホールにて展示をするようです。その最終日の13時から17時頃まで講評会があるのですが、それに講師として参加させてもらう事になりました。
お近くの方は遊びに来て頂けると嬉しいですね。ちなみに、このレイモンドホールというのは昭和初期に沢山の近代建築を設計したアントニン・レーモンドの設計です。

チェコ出身の建築家でして、フランク・ロイド・ライトのもとで修行し、帝国ホテル建設の際に来日して、そのまま日本で設計活動をおこなった人です。前川國男吉村順三ジョージ・ナカシマなどの建築家がレーモンド事務所出身です。日本人建築家に多大な影響を及ぼした人です。古いけどなんだかかっこ良い建物だなぁーと思ったらそれがレーモンド設計だったということもあると思いますよ。

この建物自体は僕も一度見に行った事があるのですが、すぐ見てにすごい!と感じるようなカッチョよい建物ではありません。元々は1951年(昭和26)に図書館として作られ、大学の移転に伴って、移築され用途がどんどん変わっていったようです。
どこがすごいのかというとマニアックな部分でして「ただ者ではないな!」とかんじさせるいぶし銀のような部分です。まず、外観としてやたら硝子が多い事にマニアな貴方は気づくでしょう。地震とかがある日本でこれだけの硝子面を持つ木造建築はあまり無いので、それだけで自由な雰囲気(新しさ)を感じさせます。内部に入ると規則正しい構造架構が見えますが、それが全て丸太で構成されています。通常は製材されて四角の木材を使うのですが、ここでは丸太がそのまま使われています。理由は僕は知りませんが、ある種の新しさの表現なのかもしれません。そして斜め材が多用されています。日本建築では美的な概念からか斜め材がほとんど用いいられていないのですが、構造的には斜め材は非常に合理的です。よってレーモンドは最小部材で効率の良く空間を構成する今までの日本建築に無い骨組みがここに提案されているのではないかと思います。
実はレーモンドはこの丸太構造にどんどんはまっていって、丸太構造を見せた住宅や教会などを沢山設計しています。

三重大学では前期で卒計が終わり、後期は卒論となり二つもやるということで、この時期です。通常の建築学科は論文か製作かを選択するという形式なので、これはすごいパワーが必用です。(東工大は両方やりますね)
そして、論文をやりつつ、この卒業設計をこれからもブラッシュアップしていくぜ!という有志の皆さんということで、僕も気合いを入れて講評会に挑もうと思います。


「建築家が何を真剣に考えて建築を作っているのか」がその講評会を聞いて頂ければ分かってくる事と思います。
レーモンドホールも見れますし、お気軽に足を運んで頂ければ嬉しいです。(ポスターも力入ってますね!)


| 建築 | 19:16 | comments(0) | trackbacks(1) |
PEELER8月号更新しました!(埼玉県立大学について)
 二ヶ月お休みを頂いておりましたがPEELERこっちを更新しました。8月号です。継続というのはとても大変でしたが、あまりの忙しさに途切れてしまいました。

さて、今回取り上げた建築は「埼玉県立大学」です。

先日FIFAワールドカップアジア3次予選が行われた埼玉スタジアム2002のような感じで、広がる田園風景の中にぽつんと巨大な施設があるという感じで存在しています。

巨大な大学施設でして、敷地内に大きな棟が中庭を挟んで二列に並んで建っています。よって棟に挟まれた中庭や棟の中にいても、ほとんど周辺の田園風景が見えません。まるでディズニーランドのように一つのコンセプトでつくられた人工的な町の中にいるようなのです。
薄くて細くて、つるつるピカピカの素材でこれだけの面積を隅から隅まで構成されている空間に出会った事が無いので、それだけでも衝撃です。しかもそれらはとてもよく検討され、美しく出来上がっているので、建築マニアの僕にとっては感嘆のため息が出ます。完成から10年以上経つといろいろと経年変化が現れている感じが現実を感じました。
(岩出山の中学校も7年程前に見学させてもらったのですが、外部のFRPグレーチングと鉄骨が汚くなっていてがっかりしたのを思い出します。)

これだけの空間が一つの美学によって構成されているという空間は是非とも見ておくと良いと思いますよ。
| 告知 | 15:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
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