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上棟「小牛田の住宅」
 雪解けを待って工事がはじまった宮城県の「小牛田の住宅」が先日上棟をし、上棟式を行いました。
東京を朝出る時は雨が降っており、今日の上棟式は雨なので残念だと思って古川駅を降りると雨が降っていませんでした。曇りがちでしたがお昼ぐらいには晴れ間も出て来て、大工さんの作業はどんどん進み、5時頃にはかなりの部分まで終了しました。明日の雨に備えて屋根にブルーシートをかけていると・・・ぽつぽつ雨が降り始めるという感じで、上棟が終わるのを雨が待っててくれていたようでした。
今回は震災での建て替えという事で派手な上棟式を行う訳ではないのですが、協力して頂ける大工さんにはお礼をして差し上げたいという意向で夕方から簡単に上棟式が行われました。皆さんで合板で作ったテーブルを囲み、先ほど出来上がった屋根の下で一緒にご飯を食べるという素敵な瞬間でした。建築家や大工さんは家を建て、安心や安全、幸せが届けられる存在だと感じ、嬉しく楽しい一日でした。
| 建築 | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
「和めしcafe HISAGO」と「朝霞の住宅」をアップ
 ほぼ一年が経過しようとしていますが、昨年に竣工した埼玉県深谷市にある「和めしcafe HISAGO」「朝霞の住宅」をWORKSにアップしました。
「和めしcafe HISAGO」は深谷駅から歩いて8分ぐらいのところにある創作和めしがしっかり食べられるカフェです。三代続くお店が区画整理に伴い立て替えを行いました。手間暇かけた和風料理と美味しいカフェラテが楽しめるお店です。南北に細長い敷地形状で採光をどのように奥に取り入れるか、また住宅と店舗、子世帯と親世帯をどのように組み合わせつつ分節するかに力を注ぎました。お近くの方は是非お立ち寄りいただき、おいしいコシヒカリのお米と、丁寧に取ったダシを御堪能いただければと思います。

「朝霞の住宅」は20坪の敷地に家を建てるとなるとどうしても三階建てになります。階の断絶を無くして、全体がワンルームのように感じられるよう工夫をしています。また、採光の為の開口とプライバシー確保を共存する方法として大きなスクリーンを設置しています。

この二つの建築工事中に311の地震が起こり、計画停電があったり、資材流通が滞ったりと両方とも思い出深い物件となりました。これからも末永くお客さんにかわいがっていただける建築になってくれると嬉しいです!
| 告知 | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
黒皮の鉄骨階段
 「柿生の住宅」は僕が熱を出して布団の中で唸っている間に上棟が終わり、着々と進んでおります。いままでイメージしていた空間や形がフレームだけですが1/1で表れてくる喜びは毎回とても楽しみです。

さて、写真は鉄骨階段なのですが、仕上を黒皮にしました。仕上というと鉄に何かを塗っているのと思われるかもしれませんが、黒皮というのは鉄を作るときに自然と出来てしまう酸化皮膜の事を言います。鉄を加熱してロールにはさんで押し延ばしているのですが、その製造工程で暑い鉄から冷める時に出来る物のようです。薄い鉄板の黒皮はちょっと光沢があって透明感があるようにみえる黒、厚い鉄板系は黒皮も熱く、マッドな黒でして、たたくとパリパリ剥がれるような感じの皮膜です。

通常はこれを酸で洗って亜鉛メッキをかけたり、錆び止めを塗ったりするのですが、今回は黒皮をあえて残したまま使用し、溶接の熱で黒皮がはがれてしまってもそのままという粗い仕上がりとしています。鉄が持っている素の姿ということで、化粧前の素材が持つ力強さを美しいと感じてもらえたらと思っています。
黒皮が奇麗に表面を覆っていれば鉄は錆びないのですが、剥がれるとあっという間に空気中でも錆びてきます。よってこの階段は現場に搬入して取り付けし、次の日にウレタンで塗膜を作り、空気と鉄のを接触しないようにしています。

個人的には鉄に色を塗って化粧しているより、この粗い感じがかっこいいなぁーと思っているのですが、最終的に全体が出来上がったときにどう見えるかが重要ですね。楽しみです。
| 建築 | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
地鎮祭「小牛田の住宅」
昨年の6月より設計を進めておりました宮城県にある「小牛田の住宅」の地鎮祭が先日行われました。一年前の東日本大震災で被災され、半壊された築100年を超える住宅を取り壊しての工事ですから、どんな家を造るべきか悩みながら設計をしましたが、こうして無事着工を迎える事に喜びを感じます。
長くその場所にあった住宅はとても大きく、趣のある古い住宅でしたが、耐震性能を考えると建て替えるという選択肢を取らざる得ませんでした。また同じような地震が来ても、壊れないで存在し、安心安全なシェルターでもあるというのが家の条件であると思ったからです。シェルターというと閉鎖的な家になりそうですが、もちろんそうではなく開きながらも安全で快適である事を目指しています。

雪が溶けるのを待っての着工なのですが、なかなか雪が溶けなくて当日の天候を心配していたのですが見事に青空の晴天となりました。本当に気持ちよい陽気の中、地鎮祭が行われました。神主さんが土地の神様を呼ぶときに「うぉーーーーーーーー」と声を上げるのですが、そのときに突風がびゅーっとふきまして、ネコバスではないですが神様が来てくれた気がしました。心の中で工事中の安全と良い家が出来る事を祈りました。

この地域の皆さんは地震で失った物や事が沢山あったと思います。ここのクライアントも同様です。新しく出来上がる家で、ほっとできる安心安全な性能と、人が自然と集まってくる空間を実現する為にこれから頑張ります!!

楽しみです!!

| 建築 | 12:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
藤沢市のオープンハウス(見学会)が終了しました
先月の19日に行いました神奈川県藤沢市で行いましたオープンハウスが無事終了しました。
ご足労頂きました皆様、入居前のご自宅をお貸しいただいたクライアントのご家族、OHに積極的に協力してくれました施工会社の日本住研の皆様、本当にありがとうございました。
思ったよりも沢山の方に来て頂き、とても嬉しかったです。そのため私がアタフタしており、行き届かない点が多々あったと思いますがお許しください。

旗竿敷地の旗部分が三角形(つまり矢印形)でして、周辺をすべて隣地住宅に囲まれるという悪条件の中、如何によい住環境を形作るかが大きな問題でした。まずは太陽をどのようにして取り入れるかを考えました。隣地建物配置で建物間隔が比較的あったのが東方向だったので、その朝日を受け止める大きなレフ板を作り、家の中に反射光を導くようにしました。その光をなるべくいろいろな階に届ける工夫をしています。その為、リビングである二階の一部をスタディールームとして半階ずらしています。(下記の写真です)
また敷地形状に素直な平面形状とすることで室内には水平垂直、斜めの2つの軸が生まれ、家の中にいろいろな視点を作り出しています。その斜めに階のずれが加わる事で様々な空間の関係性が生まれ、生活や家族関係をより多様なものにしてくれることを期待しています。

住む方にかわいがっていただける家になってくれる事を祈りながら、嫁に出してきました。
撮影:菊池美範
| 建築 | 00:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
オープンハウス(見学会)まであと数日
藤沢市鵠沼の家のOHがあと数日となり、現場も最終仕上に向けて慌ただしくなってきました。
細かな部分をつめていってOHまで備えます。
あとは当日晴れると良いなぁー。
建築家の住宅を実際見てみたい方がいらっしゃいましたらお気軽にメールにてご連絡ください。案内図等を送付致します。
旗竿敷地なので、外観はこれだけしか見えないのです。
| 告知 | 20:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
配筋検査「柿生の住宅」
 先日配筋検査に構造設計事務所の方と一緒に行ってきました。配筋検査とは図面通りに配筋が組まれているかをチェックします。というのはこの鉄筋はコンクリートを打設してしまえば見えなくなってしまうので、目でしっかりと確認し、問題点がないかをチェックするためです。チェックするポイントはいくつかあるのですが、「かぶり厚」とよばれるように鉄筋の周りにコンクリートが付着する厚みが型枠との間に確保されているかを現場で確認をします。その理由は鉄は空気に触れていると錆びる(酸化する)のですが、コンクリートの中に入っているとコンクリートはアルカリ性なので錆びないのです。仮に錆びてしまうと鉄の体積が膨張し、コンクリートを破壊してしまうと構造としては大きな欠陥となってしまいます。よって鉄筋を空気に触れないようにしっかりとアルカリ性であるコンクリートで覆ってあげるという訳なのです。
鉄筋は引っぱる力に強く、圧縮には弱い。コンクリートはまるっきり逆で圧縮に強く引っ張りに弱いという物性があります。それが二つ組み合わさる事で鉄筋コンクリートという地震にも強い基礎となるのです。仮に地震がなければ基本的には自重(重力)を支えるだけであれば、かかる力は圧縮だけです。横力(風圧と地震等)がなかったり、すごく弱ければ無筋(鉄筋がなくてコンクリートだけ)でも良いのですが、地震多発国の日本ではこの鉄筋がとても重要な要素なのです。
というわけで、構造設計者共にしっかりとチェックをし、問題ない事を確認して明日コンクリート打設が行われる予定です。
| 建築 | 21:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
オープンハウス(見学会)のお知らせ(2/19)
 神奈川県藤沢市で設計しておりました住宅が完成し、クライアントのご厚意によりオープンハウス(見学会)を開催する事になりましたのでご案内します。旗竿敷地の旗の部分が三角形になっており、トータルで見ると矢印形という敷地に三角形の不思議な形の住宅が出来上がりました。接道している二m以外周囲が隣地建物に囲まれるという悪条件の中、隙間からの光を如何に取り込み、そしてそれを室内に拡散させるか工夫しました。
この機会にご高覧いただき、ご感想、ご批評を賜りたくご案内致します。

日時:2月19日(日曜日) 11時から17時30分
場所:神奈川県藤沢市鵠沼神明
設計・監理:TKO-M.architects(岡村・井上)
構造設計:木下洋介構造設計室(木下)
照明設計:中島龍興照明デザイン研究所(厚東)
施工:日本住研

住宅を建築家と建てようと思われている方、旗竿敷地の攻略法を見てみたい方、その他興味ある方はお気軽に、メール、電話、ファックス(03-3363-6147)等でお問い合わせ下さい。地図など詳しい情報をお送りします。
では、現地でお会い出来る事を楽しみにしております。
現場は最後の追い込み中です!
| 告知 | 10:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
ショベルカーは深かった
前回の記事で「シャベルカー」と書きましたが間違いです。「ショベルカー」です。(恥ずかしいので訂正済み)
もう40歳近くなのですが、いまさら気がつくというお恥ずかしさです。
なので、調べてみました。
まず、建築現場で良くつかう「ユンボ(Yumbo)」というのは新三菱重工(現在の新キャタピラー三菱)がフランスのSICAM社(現在のユンボ社)と技術提携し開発した国産第一号のパワーショベルが「三菱ユンボパワーショベル」だったようです。この商品の性能が良かったためパワーショベルの代名詞として商品名=ユンボがついたようです。
新聞の求人広告でパワーショベルの運転が出来る人を募集するときに「ユンボ」と書いた方が文字数が少なくて良かったという事もあるようです。これらの出典はwikipediaにあります。しかし、いまは「ユンボ」という名称のついた製品名の機械は存在せずに「レンタルのニッケン」が、登録商標として「ユンボ」を登録しているとのことです。

あとこれも「おしえてgoo」から転記ですが、こんな事も書いてありました。
「スペルは「shovel」らしくショベルになりそうなものですが、発音記号は V を逆さにしたものですので、英語の発音という意味ではシャベルが正解でしょう。
 ただ、建機メーカーではクボタ、キャタピラー三菱、コベルコなどがすべて「ショベル」で統一しているほか、業界団体や官公庁でもすべて、ショベルと呼んでいます。ですから日本語としてはショベルなのでしょう。
日本語では正しい発音より英語の字面に合わせることが多く、Shock にしたって発音記号は a なのに、シャックとは絶対に書きません。
 ちなみに、英語のショベルは鍬や鋤などの農具を指し、建機のショベルはExcavator(エクスカベーター)と呼びます。それゆえ、日本人がショベルと発音しても問題ないのかもしれません。余談ですが、Shovel は動詞の Shove から派生しており、Pushing and Shoving で「押しあいへしあい」の意味になります。」
という事です。

更に、「バックホー(バックホゥ)」ともいいますよね。どうやらこれは、上記の油圧ショベルと総称される建設機械のうち、ショベル(バケット)をオペレータ側向きに取り付けた形態のようです。つまりショベルカーのほうがより広義なわけですね。知りませんでしたが「ドラグショベル」とも言うようで、専ら国土交通省など官庁の文書に使われているようで、日常使用することは少ないみたいです。

というまめ知識でした。にしてもなんでシャベルカーって覚えちゃっていたのか分かりませんね。
画像を見ないと分からないという人はこちらに

| 建築 | 20:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
雨の中の土工事
本日現場監理で「柿生の住宅」に行ってきました。
地盤調査の結果、表層改良という地盤改良を施しました。表層改良というのはセメントと水と現場の土をユンボ(ショベルカー)でかき混ぜる事で、基礎の下に大きな堅い地盤を作るという工法です。
その地盤改良が終わり、根切りと呼ばれる基礎を作るための掘削を行っていました。今日は午後から雨なのに職人さんは黙々と仕事をしてくれていました。
土工事(どこうじ)、鉄筋工事、型枠工事などはこうした雨や雪でもかっぱを着ながら工事をやってくれています。なぜこの業種の方々はこうしてよほどの雨でなければ中止せずに、工事をして頂けるのか分かりませんが、気合いがない人には無理なお仕事内容です。ぼくは寒いの苦手なので雨や雪でもひるまない精神力を身につけたいものです。ほんとに頭が下がります。
そして地鎮祭で神主さんに頂きました鎮物(しずめもの)を建物の中心の土の中に埋めて頂きました。
どうか、工事中に事故がありませんように。そして、良い建築が出来ますように・・・と神頼み!?
土工事
| 建築 | 19:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
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